小牧市の痛みの少ない歯科・歯医者

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機能性医学(最先端の予防歯科)

機能性医学とは

2018年6月に『YOUNGER』(著:サラ・ゴットフリード)が出版されました。著者はハーバード大学医学部卒業の医師です。彼女の専門は最新医学の機能性医学です。

日本では聞きなれない機能性医学(Functional Medicine)は、 1990年にアメリカのジェフリー・ブランド(Jeffrey Bland) 博士によって提唱された「最先端科学と医学を融合した、 生活習慣病や慢性病の治療法」です。ビル・クリントン氏 (元アメリカ合衆国大統領)が選んだ「次世代の医療」としても知られています。

より具体的に言えば、機能性医学とは、食事、ヨーガ、口腔の衛生、頭蓋仙骨療法(CST)などを総合的に取り入れた健康医学のことを指します。

花粉症や食物アレルギー、アトピー、うつ病、頭痛、冷え症、ぜんそく、蕁麻疹、リウマチ、便秘、糖尿病などは、多くの人が悩む生活習慣病ですが、医者から処方された薬を飲み続けてもなかなか治りません。こうした生活習慣病について、「対症療法」ではなく、その症状が出ている原因に目を向けて診断すると、その患者が良くない生活習慣を持っていたり、病気を呼ぶような生活環境にいることが非常に多いです。機能性医学は、こうした生活習慣病や慢性病に対し、できるだけ治療薬に頼ることなく、「発症原因に着目した予防」と「根本治療」を目指す、十人十色の個体差を考慮した医学と言えます。

 

機能性医学、驚きの事例とそのインパクト

クリントン元大統領の主治医であったディーン・オーニッシュの研究では、前立腺がん患者に3カ月間、運動、瞑想、健康食(地中海食)を実践させたところ、なんと、501のがん関連遺伝子の発現が改善したことが発見されました。この研究結果から、がんも生活習慣病のひとつであり、がんは生活習慣次第で予防も改善もできるということがわかってきました。「がんが生活習慣病のひとつである」という認識を持っている人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。「がんは、起こるときには起こってしまう病気である」という従来までの私たちの認識に、大きな変化をもたらすほど、この機能性医学はインパクトを秘めたものなのです。

機能性医学と歯科治療の強い結びつき

『YOUNGER』の第5章は、アンチエイジング計画についてです。この章のはじめに食事について書かれているのですが、第1に「口に関する習慣を改める」ことの重要性が書かれています。正しく食べて、飲んで、正しくデンタルフロスと歯ブラシで歯を掃除して、適切にサプリメントを摂れば、遺伝子発現をよい方向へと導くことがでると論じられています。

アンチエイジングを「食べること」から始めるのは、食事は単なる燃料ではなく、私たちのDNAは食べ物ひとつひとつから素早く情報を得て、その情報に応じようとするからです。そして遺伝子発現を変化させ、細胞エネルギーを高く保ち、免疫システムの守りを固めることができます。

「食べること」と歯には切っても切れない関係があります。その歯について、『YOUNGER』では、歯ブラシで歯を磨いているか否かに関係なく、「デンタルフロスでの歯の掃除」をし、「年に2回以上歯医者に行く」ことで寿命が延びること。デンタルフロスを使わないと、死亡率は30%上がり、歯医者行くのが年に1度だけだと、死亡率は30~50%上昇することなどが書かれています。

その原因は4つあるようです。

①口の中には700種以上のバクテリアがいる。

②舌は菌膜(バイオフィルム)がもっともよく作られる場所で、菌膜とは微生物の集合体でギャングによく似ている。たむろして、舌の表面に密着する。

③それが口臭や炎症(歯肉炎)、歯垢やむし歯、早期老化の原因になる。

④口の中にいる極悪の細菌は頸動脈の血管壁を厚くする。

これら4つの原因によって脳への血流が減り、アテローム性動脈硬化や脳卒中の原因になると述べられています。最新医学の知見において、歯や口内環境の整備は、私たちの想像以上に健康に直結していることが証明されています

きまた歯科で行う機能性の歯科治療

位相差顕微鏡

きまた歯科では、機能性医学にあたる歯科治療を行っています。以下の流れで処置を進めます。

①顕微鏡で、あなたのお口の菌をチェックします。

②だ液検査(SMT)をし、虫歯のリスク、

 歯周病のリスク、口腔乾燥をお調べします。

③歯周病菌のDNA検査(リアルタイムPCR検査)によって、

 あなたのお口の中の歯周病を特定します。

④あなたの持つ歯周病菌に合わせたお薬を処方して、

 歯周病菌を除菌します。

⑤専用の歯磨き粉で、歯周病を進行させるカビ菌を除去します

 

歯周病菌のDNAの違いによって、効果的なお薬は変わります。

歯周病を根本的に治すには、あなたに合わせ、口腔内の悪玉菌を善玉菌に変え、菌に対する免疫を上げる乳酸菌を処方する必要がございます。また、あなたに合わせた歯ブラシや歯磨き粉を使うことも重要ですので、それらの処方もいたしております。

何より大切なことは、定期的なメインテナンスによって、継続的に口腔内の悪い菌を減らしていくことです。こうしたメインテナンスをご自分で行うことは大変だと思いますので、きまた歯科にもぜひご相談いただけたらと思います。

その他にも・・・

『YOUNGER』では、著者のサラ・ゴットフリードが考案したアンチエイジング計画が紹介されています。このアンチエイジング計画では、一週間ごとにひとつのテーマをこなしていきます。

【第一週】食べ物

【第二週】睡眠

【第三週】運動

【第四週】体の緊張を解く

【第五週】解毒

【第六週】心を静める

【第七週】考える

このうち、【第四週】の「体の緊張を解く」に関して、きまた歯科では、ヨーガ・ヨーガ療法、頭蓋仙骨療法(オステオパシー、CST)を用いた改善についても対応することができます。ヨーガ・ヨーガ療法は、近年大きなブームを起こしている瞑想、マインドフルネス、ストレッチなどが関係しています。頭蓋仙骨療法は、アプレジャー博士が開発した治療法ですが、頭蓋骨にわずか5グラムの圧力でタッチしてその動きを正常化し、頭(頭蓋)から腰(仙骨)にかけての血流の改善をします。

院長の木全は、「認定ヨーガ療法士」の資格を取得しており、また、頭蓋仙骨療法のレベル2のワークショップを修了しているなど、歯科治療の専門性に留まらない多面的な治療を行うことができます。こちらにつきましても、お気軽にお尋ねいただけたらと思っております。