当院の小児歯科

乳歯のむし歯は、後から生えてくる永久歯に悪影響を与えます。また、むし歯のせいでしっかり噛むことができないと、顎の発達が不十分になり、歯並びが乱れることにも繋がります。つまり、子どものうちにむし歯になりにくいお口の環境を育てることは、将来にわたって健康なお口で過ごすための第一歩なのです。

また、お口ぽかんなどの悪いお口の癖があると、歯並びが悪くなってしまいます。小さいうちからお口の癖を治していくことで、きれいな歯並びで成長できる可能性を高めていく必要があります。

そこで当院では、むし歯予防とお口の癖を治すことに重点を置いた「キッズクラブ」制度を設けています。

来院ごとにお子さまの歯の状態を記録する、専用のノートを作成。歯磨きの状態、磨き残しの様子、乳歯から永久歯への生え替わり、どんな治療をしたかなどを記録します。

通常540円のフッ素塗布が年４回（３ヶ月おき）無料で受けられます。歯の生え替わり期は、最もむし歯になりやすい状態です。定期的にフッ素を取り込むことで歯の質を強化し、むし歯になりにくい強い歯の形成を促します。

正しいむし歯になりにくい歯磨きの仕方を実践を交えながら指導していきます。
おこさまが自分でしっかりと歯磨きができるようになるまでサポートいたします。
また歯磨きの仕方の他にも、むし歯にならないように、食生活指導や生活習慣指導も楽しいクイズ形式で勉強することができます。

お友達を紹介していただくと、キシリトール配合のタブレット「おくちの乳酸菌習慣 顆粒タイプ」と「ハキラ」をプレゼントいたします。

特典いっぱいの「キッズくらぶ」、お子さまの健やかな成長のために、ぜひご利用ください。

当院の院長は、小児歯科専門医での勤務経験と発達心理学の研究を生かし、お子さまの気持ちに寄り添って治療を進めています。

例えば、お子さまの年齢・性格・家族構成などを考慮し、適切な声かけを実施。これにより、「泣かせない」「怖がらせない」治療を実現しています。

また、心理学の行動療法の一つ「シェイピング法」を取り入れ、少しずつ治療器具や診察台に慣れていくようにもしています。まずは、お子さま診療チェアで歯磨きをすることからスタートしましょう。

そうやって訓練を重ねると、歯科医院が「痛くて嫌な場所」ではなく「楽しい快適な場所」になり、お子さまが自ら診療台に座って治療を受けられるようになります。

なお、保護者の方もお子さまと一緒に診療室に入り、治療の様子を見ていただくことが可能です。その際は、治療内容やむし歯の状況、歯磨きの方法などを丁寧にご説明。間食などの生活習慣に応じた、ご自宅でのケアについてもアドバイスいたします。

治療の際は、お子さまにも成人の方に対する治療と同様に電動の麻酔を使用し、「痛みに配慮した治療」を提供しています。お子さまが怖がらないよう、麻酔の注射針が見えないよう配慮するので、安心してくださいね。